子育てコラム

毎日の子育てで気持ちの余裕がない、そんなときはどうすればいい?
~すきま時間に上手に息抜きする方法~

毎日の子育てに加えて、家事や仕事でとても忙しい日々を送っているママやパパも多いのではないでしょうか。でも、目の前のことに追われて、知らない間にストレスを溜め込んでしまっては大変です。そうならないために、5分~15分ぐらいのすきま時間を使って、上手に息抜きする方法をご紹介しましょう。

●まずは「コーピングリスト」を作りましょう

すきま時間に何をするかをあらかじめ考えておくと、たまたま時間ができたときにサッと気持ちを切り替えて、ストレスを解消できます。そのために役立つのが「コーピングリスト」です。

コーピングリストとは、ストレスが溜まったときに、それをどんな方法で解消するかをリストにしたものです。5分~15分ぐらいのすきま時間に一人でできて、お金もあまりかからずにできる方法がベストです。

たとえば「大好きなデザートを食べる」「歌を歌う」「瞑想する」「ストレッチをする」といったように、「これならイライラしたときの気晴らしになる」と思えるものを、自由に書き出してみましょう。できれば100ぐらいのアイデアがあると、そのときの気分に合った気晴らしの方法を見つけやすくなります。

そしてほんの数分でも時間ができたら、すかさずコーピングリストを取り出して、好きな息抜き法を実践しましょう。この方法なら、何をしたらいいか迷わずにサッと気晴らしができるので、1日に1回ぐらいは時間が作れるかもしれません。

●好きなことをする時間を持つことで、生活に張り合いができる

このように、毎日ほんのわずかでも自分の好きなことをする時間を持つことで、生活に張り合いができます。小出しにストレスを解消できるので、いつの間にかパンパンに溜まって大爆発することもなくなるでしょう。

子育て中は、独身時代のように「友だちと映画を観に行って、ストレスを解消したい」などと思っても、なかなかそういう時間は作れません。でも、10分や15分のすきま時間であれば、何とか確保できます。その時間を逃さず、自分のために有効に使って、忙しい子育て期を何とか乗り切りたいものです。

●休日はパパとママがお互いに預け合って、自分の時間を作る方法も

平日はほとんど自分の時間を持てない人も、たまの休日にはママやパパがお互いに預け合って、自分時間を楽しむのもひとつの方法です。たとえば週に1回、「午前中はパパ、午後はママが子どもを預かる」と決めて、4時間ほどリフレッシュする時間を持つのはどうでしょう。

子育ての忙しさは延々と続くので、どこかでメリハリをつけて息抜きをしないと、やっていけません。「土日は家事が目いっぱい残っている」というようなときは、多少の出費を覚悟で家事代行を頼むなどして、自分時間を捻出することも大切です。ママやパパがストレスを上手に解消して、子どもとはいつも笑顔で接したいものですね。

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