子育てコラム

何かと心配なことが多い冬、
でも大丈夫!
~寒い冬を親子で楽しく過ごすコツ~

冬になると、「木枯らしが吹いているから、外に遊びには行けない」「病気をしないかと心配で」といった声が上がることがあります。確かに冬は風邪も引きやすく、公園で遊ばせるのもためらいがちなママも多いことでしょう。

しかし、たとえ寒い日でもお外に出て体を十分に使って遊ぶことは、お子さんの健やかな発達のために大切なことです。寒さの度合いに合った洋服を着せて、遊具で遊んだり、広場で追いかけっこをするなど、親子で楽しく冬のプレイタイムを過ごしましょう。

●陽だまりを探して、親子で"ひなたぼっこ"
戸外で遊ぶときは、夏に木陰を探すように、冬は陽だまりを探してひなたぼっこをしながら遊んであげましょう。"ひかげ"と"ひなた"を行ったり来たりすると、お子さんも「ここにいると暖かい」と肌で感じることができます。ほかにも木をさわってみたり、石をさわってみたりしながら、温度の違いを感じてみるのもいいですね。風のない穏やかな日なら、ひなたぼっこをしながらママの手作りランチを食べたりするのも楽しいでしょう。

日光に当たることで、睡眠に必要なメラトニンというホルモンも分泌されるので、夜ぐっすり眠ることができます。外遊びをしながら、もし寒くなったら児童館や図書館などに移動してもよいでしょう。

一緒に手遊びをしたり、お話の読み聞かせをして楽しく時間を過ごすだけでも、お子さんはとても喜びます。お子さんが何より楽しいのは、何で遊ぶかよりも、大好きなママと一緒の時間を過ごすことなのです。

●寒くて公園にも行けない日は、親子でおうち遊び
「元気に外で遊ぼう」とは言っても、ときには風が強く、外遊びに適さない日もあります。そんなときは、お家の中でかくれんぼをしたり、宝探しをして遊ぶのも楽しいですね。

「ママは忙しいからひとりで遊んでいてね」と言ってしまいたいところですが、そこはちょっとがんばって、できるだけお子さんとの時間を共有してあげましょう。

「子どもと二人だけだと、煮詰まってしまう」という場合は、思い切ってママ友を誘ってみるのもひとつの方法です。月齢の近い子どもさん同士、関わりを持たせて見守りながら、ママたちは子育ての話で盛り上がることもできるので、ストレス解消にもなります。天候が良く外遊びができるときでも、一緒に遊べるお仲間がいると寒さも半分になりそうです。

●お子さんの体調が心配なときは、かかりつけ医に相談を
冬は風邪も引きやすく、インフルエンザなどの病気にかかる確率も高くなります。だからといって、感染しないように自宅で遊んでばかりいるのも、それはそれで健康に良くありません。そんなときに、やっぱり頼りになるのはかかりつけのお医者様です。

なるべく自宅から近い場所で、信頼できるドクターと長いお付き合いができるようになるのがベスト。お子さんの体質や病歴などを把握した上で、何でも気軽に相談に乗ってくれるので、外遊びにも自信を持って出かけられるようになるでしょう。

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