子育てコラム

離乳食や幼児食、
毎日何を作ればいいの?
~大切なことは、"ハッピーバランス"~

いよいよ食欲の秋が到来。でも、毎日子どものためのお料理を考えるのは、とても大変ですね。パパやママが好きなメニューを、子どもがいやがって食べなかったり。スーパーに買い物に行きたくても、子どもがぐずって行けなかったり。

食品添加物や農薬、放射能のことなど、心配なこともあります。食材選びや栄養バランスも重要ですが、大切なのは家族みんなが和気あいあいと食事できる"ハッピーバランス"です。凝りすぎず、かといって手を抜きすぎず、家族みんなにとって調度良いハッピーレシピを考えましょう。

●大人レシピを上手にアレンジして、楽ちんクッキング♪
 「子どもために」と気負ってしまうと、毎日の料理がとても大変になってしまいます。かといって、子どもが喜ぶワンパターンメニューやベビーフードばかりでは、ちょっと寂しいですね。ただでさえ忙しい子育て期、大人のメニューを上手にアレンジして、楽ちん離乳食・幼児食作りをしましょう。

例えば、ブロッコリーをゆでた後に細かく切り、ベビー用の中華あんかけをかけてみたり、おかゆに納豆を入れてみたり。煮物や具だくさんのスープ・味噌汁は、常に献立に加えておくと便利ですね。ポイントは"取り分けやすいメニュー"を選ぶこと。全部ではなくても、大人メニューの中に2品ほどあれば十分です。

離乳食のことばかり考えすぎてしまうと、肝心のパパが喜ぶメニューを作り忘れてしまうことも...。そうなってしまっては、まさに本末転倒ですね。子育てに何より大切なのは"夫婦の調和"です。まずはパパのメニューを最優先に考え、その中から子どもに合うものをピックアップし、離乳食・幼児食にアレンジしてあげましょう。

●食材の宅配やネットスーパーを賢く利用しましょう。
子連れで買い物に行くのは、お店の人とコミュニケーションしたり、食材の名前を覚えるなど、子どもたちにとっても良い経験になります。でも、毎日となるととても大変ですね。

休日に1週間分をまとめ買いする方法もありますが、最近は食材宅配やネットスーパーが充実しているので、賢く利用するのもひとつの方法です。 宅配やネットスーパーで買い物をすると、「せっかく買いに来たから、あれもこれも」という無駄買いがなくなるので、意外と食費が節約できます。

中にはネット限定の特売品があったり、旬の食材を使ったおすすめレシピなど、子育て中のママに便利な情報もたくさん掲載されています。 定期的に購入する食材の宅配商品は、食品の安全性に配慮したものが多く、放射能検査が行われている場合もあります。数人で一緒に頼むと宅配料が無料になる店舗もあり、近所のママと声をかけ合うことでコミュニケーションも深められますね。

●圧力鍋やフードプロセッサーは、子育てママの強い味方!
短時間で調理できる圧力鍋や、あっという間にみじん切りや千切りができるフードプロセッサーは、忙しい子育て期に必需品ともいえるほどの便利グッズです。最初は使い方にとまどうかも知れませんが、慣れれば調理時間はグッと短縮。ベビーフードや加工食品に頼らなくても、30分もあれば一汁三菜のバラエティー豊かなメニューが作れるようになるでしょう。

時短クッキングで時間に余裕ができれば、ママも少しだけ自分の時間が持てて、パパや子どもたちとも笑顔で接することができますね。食事に一番必要なのは、そんな"ママの笑顔"なのかも知れません。

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