子育てコラム
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子育てに悩みは付きもの。その中には、後でよく考えれば悩まずに済んだと思うようなことも、少なくありません。育児をひと通り経験した人は、たいていこう言います。「いま考えれば、なんであんなことで悩んでいたのだろう?」と。
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でも、それは子育てが終わったからこそ言えることで、育児の真っ只中にいるママが思い悩むのは、当然のことです。
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大切なのは、何か悩みがあったときに、自分だけで悩みを抱え込まないこと。誰かに気持ちを吐き出して、心の重い荷物を「ヨイショ」と降ろすと、スッと気持ちが楽になりますよ。
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●児童館に行って、スタッフの人に相談する
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自宅の近くに児童館がある人は、子どもを連れて遊びがてら児童館に出かけて、スタッフの人に「こんな悩みがあるんですよね~」と気軽に相談してみましょう。児童館のスタッフは、ママたちのさまざまな悩みに対応しているので、「同じことで悩んでいるママはたくさんいますよ」と、アドバイスをしてくれるでしょう。
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「子どもが歯磨きをしようとすると逃げてしまう」といった小さなことから、「お友達とケンカしがち」といったちょっと深刻なことまで、何でも相談することができます。
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●保育園の保母さんに相談する
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働いていて忙しいママは、なかなか児童館に行く時間も持てないでしょう。そんなときは、子どもを通わせている保育園の保母さんに相談してみるのも、ひとつの方法です。子どもとたくさんの時間を過ごして、いろいろなクセや性格的なことも熟知している人なので、的確なアドバイスをもらえるはずです。
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また、保育園の園長先生や主任の先生に相談すれば、保母さんとは違った見方でアドバイスをもらえるかもしれません。保育のベテランの先生は、長年の経験から子どものことを良くわかっているので、ママに安心感を与えつつ子育ての悩みを聞いてくれるでしょう
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●無料の電話相談室に電話をかけて相談する
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意外と知られていないのが、無料の電話相談窓口の存在です。子どもがいると外出しづらくなりますが、電話であれば自宅に居ながら相談ができるので、とても便利です。
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最近では、子育てに関する相談に無料で応じてくれる機関が数多くあります。育児だけでなく、産後の不調といったママ自身の体や心の悩みを聞いてくれる窓口もあります。インターネットで「子育て 無料電話相談」などで検索すると、相談できる内容や電話番号、受付時間などが掲載されていますので、確認して電話してみるとよいでしょう。
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●自治体の悩み相談に申し込む
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自治体によっては、申込制で子育ての悩み相談に応じてくれるところもあります。市区町村の広報やホームページに掲載されているので、確認してみましょう。役所に直接電話をしても、教えてもらうことができます。