子育てコラム
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仕事が忙しいパパは、「平日は家に帰ると、子どもがもう寝ている」という人も多いのではないでしょうか?
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そんな多忙なパパにとって、唯一子どもと遊べるのが、休日か平日の早朝。わずかな時間を有効に使って、パパと子どものコミュニケーションを深めましょう。
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●たまには休日に、パパと子どもだけで出かける
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ママと子どもはいつもコミュニケーションをとっているのですが、仕事で忙しいパパは、なかなかわが子との時間を作るタイミングがありません。でも、たとえ口には出さなくても、「たまには子どもと2人だけの時間が欲しい」と思っているパパも多くいます。
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そこで、休日の1日を使って、パパと子どものお出かけを提案してみてはどうでしょう。ママとしても、ここぞとばかりに家の掃除をしたり、普段できないことを1日がかりでできるので、とても助かります。
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お出かけといっても、就園前の小さなお子さんの場合は、そんなに遠くに足を運ぶ必要はありません。いつもよりちょっと大きめの公園が近くにあれば、そこにお弁当を持って出かけてもいいでしょうし、近くの緑道をハイキング気分で歩いてもいいでしょう。
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子どもを自転車に乗せて、あちこちサイクリングをするのも一案です。児童館などの公共施設でも十分楽しめますし、子どもが行きたい場所があれば、そこに連れて行ってあげてもいいですね。
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●夜が無理なら、朝の時間を活用する
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定時に帰れるパパなら、ママが夕食を作っている間に、パパが子どもとお風呂で遊ぶこともできます。でも、夜遅くに帰宅するパパには、そんな楽しみもありません。それならいっそのこと、発想を変えてしまって、早朝の時間をコミュニケーションタイムにあてるのもひとつの方法です。
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たとえばパパと子どもで近くの公園に行って、ボール遊びをしてもいいでしょう。家の近くを散歩しながら、何気ない会話を交わすだけでも十分です。
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また、早朝をお風呂タイムにあてるというのはどうでしょうか。「え!朝風呂?」と思うかもしれませんが、お風呂はパパと子どもにとって絶好のコミュニケーションタイム。たとえそれが朝でも、子どもはパパとの時間をきっと楽しみにしてくれるでしょう。冬場は湯上がりに冷えないよう注意が必要ですが、パパも子どもとの時間を満喫した後、スッキリ気分で出勤できます。
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●祝日にママがお出かけし、パパが預かる
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育児で忙しいママも、たまにはお出かけして買い物をしたり、友達とおしゃべりをしたいもの。たとえば祝日の1日、パパが子どもを預かって、子どもとの時間をたっぷり過ごすのもおすすめです。土日は疲れて寝てしまっているパパでも、祝日なら通常は勤務時間なので、「仕事の代わりに子育て」と思えば無理なくできるでしょう。
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子どもを預かったパパの中には、「どんな風にして1日過ごしたらいいんだろう?」と悩む人もいるかもしれません。でもそんなに気負う必要はなく、基本は子どもに寄り添ってあげるだけでいいのです。もしも子どもが望めば、“高い高い”や“お馬さんごっこ”“かくれんぼ”など、パパにしかできない遊びをしてあげてもいいですね。公園にお散歩に出たときも、パパならダイナミックに遊んであげられるので、子どもも喜ぶでしょう。
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料理が苦にならないパパなら、子どもと一緒におやつ作りをしても楽しいです。一緒にホットケーキを焼いたり、子どもがこねたクッキーをパパが焼いたりすると、より一層親子のコミュニケーションも深まります。子どもとの交流に慣れていないパパでも、こうしてときどき関わることで、少しずつ距離を縮めていってくれるかもしれません。