仕事をしているママにとって出産後の育休期間中は、初めての育児に奮闘する大変な時期であるとともに、仕事の復帰に向けて準備をする時期でもあります。では、出産後の育休中にはどんなことをすればよいのでしょうか。少し先の育休期間中のイメージをしてみてはいかがでしょう。

仕事をしているママやパパにとって、育休中は子どもと1日中一緒に過ごせる期間となります。育休復帰後に「もっとたくさん遊んでおけば良かった」と後悔することのないよう、育休中に子どもとの時間を思う存分楽しみましょう。

0歳から1歳までの子どもは成長が著しく、今までハイハイをしていた我が子が、突然つかまり立ちをして親を驚かせることもあります。育休中はそんな感動的なシーンに確実に立ち会える、またとないチャンスになります。

我が子の成長を楽しみにしながら、写真を撮影したり、公園にお散歩にいったり。そんな何気ない日常のドラマが後になってかけがえのない子育ての想い出になるに違いありません。

育休中は、育児中心の毎日にはなりますが、子どもの成長に伴って少し時間の余裕ができることがあります。そこで、仕事のために何か資格を取得する必要があるなら、育休中はよいタイミングです。たとえば事務職であれば、簿記やパソコンの資格というように、ちょうど育休期間中に取れそうな資格を選んでトライすることもできます。

この機会に英会話を学んだりするのも、ひとつの方法です。それ以外にも整理収納アドバイザーや食生活アドバイザーなど生活に活かせる資格を取得するのもよいでしょう。子どもがお昼寝をしているときに勉強をするなど、工夫をして時間を作りながら、自分自身のスキルアップを図ることもできるかもしれません。

職場に復帰すると、仕事と育児と家事で手一杯の日々が続くので、育休中に復帰に向けた準備をしておくことをおすすめします。職場に復帰した後に家事や育児でアタフタしないよう、夫婦で役割分担を相談しておくとよいでしょう。

また、病児保育の登録や地域の子育て支援サービスの登録、学資保険の加入など、時間のあるときに細かい手続きも育休中に行うようにします。

子育て中に撮った写真の画像データを整理して、アルバムを作成するなど時間のあるうちに作業を進めておくとよいでしょう。

仕事をしているママやパパの育休期間中は、子どもにとっても大切な時期です。子どもの成長や子どもとの触れ合いを第一に考えつつ、余裕のあるときに復帰に向けた準備をしてみてはいかがでしょう。