子育てコラム
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どんなに冷静なママでも、子育て中にイライラを経験したことのない人はいません。
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ただ、いつもニコニコしているママに共通していることは、“プラス思考であること”と、“自分の気持ちを上手にコントロールしていること”です。
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「あ~、もうやだ!」と思わず爆発してしまいそうになった時、それをヒラリとかわすテクニックを持っていると、意外と軽く乗り切れてしまうこともあるでしょう。子育て中のイライラの原因は、子どもではなく、実は自分自身の中にありそうです。
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●「大丈夫、なんとかなる」という気持ちが大切
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たとえばお野菜を子どもが食べなかったりすると、ついイライラしてしまうことがあります。そんな時は、「大丈夫! いまお野菜を食べなくても、それで死ぬわけじゃなし。未来のわが子は、きっとお野菜好きのいい子になる」と思えると、心がグッと楽になってハッピーな気持ちになれます。
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そして不思議なことに、本当にそのママの思い描いた通りになるケースが多いのです。きっと前向きに生きるママからは素敵なオーラが出ていて、いい運を引き寄せる力があるのでしょう。自分の気持ちの持ちようが、いかに大切かということですね。
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●ストレス解消法をひとつ以上用意しておく
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なぜ自分がイライラしているのかを、冷静に振り返ってみることも、ストレス解消への近道になります。たとえば「独身時代に当たり前にできていたことが、今は時間がなくてまったくできない」という気持ちがたまっているなら、子どもが寝ている時間に好きな映画を観たり、休日に2 時間だけ子どもをパパや実家に預けて、お洒落なカフェでまったりしてみましょう。
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「子育て中にカフェでまったりなんて、後ろめたい」なんて思う必要はありません。むしろ、我慢をし過ぎてストレスを溜めることの方が、子育てにとっては大きなマイナスです。できる範囲で、ほんの少しでもいいから独身時代の時と同じ時間を持つことで、子育てに追われる今の生活も幸せに感じることができます。そして、何よりも自覚しておきたいことは、子育て期間は長くても15 年程しかないということ。それは長い人生のほんの一時期で、子どもと一緒に思い切り楽しまなければもったいないということです。
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●リラックスできる室内空間を工夫する
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ストレスを解消するために意外と大事なのが、室内環境です。子育て中なので、壁や床が汚れたり、おもちゃが散らかっていたりするのは仕方がないこと。でも、ちょっと工夫をして癒やしの空間を演出するだけで、ママのストレス度はかなり軽減できます。
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たとえばイライラを和ませてくれるラベンダーのアロマを焚いたり、リラックスできる音楽をBGMで流したり。お花や観葉植物を玄関やリビングに飾るだけでも、ホッと心が和むことでしょう。
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「子どもが植物にいたずらをするから」とリビングに置かないママもいるのですが、もしそういうことがあれば「お花も生きているから、大事にしてあげようね」と教えるいい機会にもなります。壊れるものや危ないものを子どもから遠ざけるだけでなく、身近に付き合いながらルールを教えることも子育てには大切です。子どもと一緒に快適な空間を作り上げられるといいですね。