子育てコラム
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笑ったり泣いたり、驚いたりオロオロしたり......。たった1日の間にもたくさんのドラマが生まれる子育て期。夜になるとママはもうヘトヘトですよね。でも、「今日もいっぱい遊んだね~」と言いながら入るバスタイムは、ママにとってもお子さんにとっても最高にリラックスする時間でしょう。
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そんなお風呂でのひととき、どんな風に過ごしていますか?シャワーぎらいのお子さんへの対処法は?1日の疲れを癒し、親子のコミュニケーションを深めるためのアドバイスをお伝えします。
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●1歳くらいまでは、ママの手がスポンジがわり
新生児期は、ママの柔らかい手に石鹸を泡立てて、優しく洗ってあげましょう。赤ちゃんにとって、ふわふわのママの手は何より安心な"魔法の手"なのです。でも、忙しいとついうっかり「爪がのびてしまってる!」ということもあるので、赤ちゃんの肌を傷つけないように注意してください。 -
もう少し大きくなって、自分で歩けるようになったら、少しずつ自分で体を洗う楽しさを教えましょう。お風呂嫌いにさせないコツは、とにかく「楽しくやること」です。
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一緒に歌を歌ったり、石鹸の泡で遊びながら洗うのも良いでしょう。自分で体を洗うことが楽しいと思えるようになったら、ママのお風呂作戦も大成功ですね。
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●お風呂は最高のスキンシップタイム!
普段仕事で遅くなり、なかなかスキンシップができないパパに、できれば休日は一緒に入ってもらいましょう。お気に入りのおもちゃを持って入れば、遊ばせるのが苦手なパパでも大丈夫。お湯につかってリラックスすると気持ちもオープンになって、いつも以上にコミュニケーションを深めることができますよ。 -
その間にママはせっせと夕食作りができますね。ただでさえ大忙しの時間帯ですから、パパを上手に巻き込んでみんなでワイワイ、楽しい休日タイムを過ごしましょう。 では平日はというと、やっぱり入浴はママの仕事になりがち。
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「お風呂からあがったときに誰かがいてくれれば」と思ってしまいますが、核家族の場合は仕方がありません。「私の入浴は二の次」などと思わず、まずはしっかりママ自身の体を洗いましょう。子どもだけでなく自分を大切にしてあげることも、子育てでストレスをためない秘訣ですよ。
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●シャワーが苦手な子どもには?
あわてないで、少しずつ慣れさせましょう。シャワーの熱いお湯でびっくりしないように、ぬるめのお湯を足元から少しずつかけたり、お風呂ですべらないようマットを敷いたり。ママが神経質にならない程度の気配りをしてあげるとよいでしょう。 -
たとえシャワーがきらいでも、幼稚園に入って集団行動をするようになると、いつの間にか慣れてしまう場合がほとんど。焦らずにその子のシャワーデビューを待ってあげましょう。
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幼少時のバスタイムに大切なのは、体をいかにきれいにするかよりも、お風呂が楽しい場所だと思えることです。大きくなったときに「ママと一緒に歌ったっけ」「パパとおもちゃで遊んだよね」となつかしく思い出せるような、そんなハッピーな時間にしたいですね。